日本通の外国人=“センパイ”が、日本の見どころを紹介するサイトが「センパイじゃぱん」。
そんな“センパイ”3名が錦糸町の「相撲ばる魁ちゃん」へ取材に行ってきました。ちゃんこ鍋はもちろん、日本の国技 大相撲の魅力に触れてきました。今回、代表してレポートしてくれるのは、中国黒竜江省出身の李さんです。
2018.02.15
日本通の外国人=“センパイ”が、日本の見どころを紹介するサイトが「センパイじゃぱん」。
そんな“センパイ”3名が錦糸町の「相撲ばる魁ちゃん」へ取材に行ってきました。ちゃんこ鍋はもちろん、日本の国技 大相撲の魅力に触れてきました。今回、代表してレポートしてくれるのは、中国黒竜江省出身の李さんです。
錦糸町にある“相撲ばる魁ちゃん”というちゃんこ鍋のお店で、錦糸町には初めて行きました。
錦糸町駅からスカイツリーが見えると聞きましたが、南口では残念ですが見えませんでした。店は錦糸町駅から徒歩7分。ですが、方向音痴の私にとってはちょっと捜しにくいかも知れません。
錦糸町は駅前の道路は結構広めで、街も割りと静かな印象でした(後から聞くと、実際には、すごい繁華街だったらしいのですが…)。日本の道は大体狭くて複雑で、地図アプリを見ながら歩いても迷うことが結構あります。
店の入り口は普通に見えますが、中に入るとまるごと相撲の世界でした。それもそのはず、20年前には友綱部屋があった場所なのです。
壁にはお相撲さんの写真や番付表、手形などがたくさん貼ってあってびっくりしました。
店の奥では相撲展示会もやっていて、自由に観覧できるとても面白い店です。その部屋はもともと土俵があったところで、畳に貼ってある仕切り線の位置も昔の土俵があった仕切り線と同じ位置だそうです。
店にやってきたお客さんたちが実際に“仕切り”を体験することができるので、とてもいいアイディアだと思いました。
壁には191センチ白鵬、202センチ琴欧州など、背の高さを絵で表記してあるので、自分の身長と比べながら記念写真を撮ることができます。また、力士さんが使った昔の物を触ってみたり、力士さんの浴衣を着てみることもでき、食事を楽しみながら相撲文化を体験できるなんて素晴らしい店だと思いました。
途中、店長さんとの女将さんが展示品について詳しく説明してくれました。店長さんは元力士だったそうで、背は195センチです。初めて190センチを越える人と近距離で接触しました。展示品の中には歴史深いものも沢山あって、再び日本人の歴史文化を守る精神に感動しました。
一緒に行ったセンパイの鄧さんと呉さんは二人とも明るくて日本語が上手です。鄧さんは学生ですが自分の事業をやっているし、呉さんも立派で二人と比べたら、私ももっと頑張らなきゃと思いました。可愛い二人とも是非友だちになりたいです。二人は日本でいろんなところに行って、いろんな体験もして来たと思います。また機会があれば二人とほかのセンパイたちと日本について、故郷についていろんな話をしたいです。
今回の体験を通して、元々相撲に興味がなかった私が、少し興味を持つことになり、日本の相撲って凄いなと感じました。
機会があれば本物の相撲を見に行きたいと思います。このような店は必ず外国人に受けると思います。たくさんの観光客に知ってもらいたいですね。店の定番料理のちゃんこ鍋も美味しかっし、本当に楽しかったです。
相撲ばる魁ちゃん
東京都江東区毛利1丁目20−7
Tel:03-6659-2330
時間:月曜~土曜日 17:00~23:00(L.O.22:30)
休業日:日・祝・不定休
交通:JR錦糸町駅南口より徒歩7分
ご主人 西野さん
女将さん ニーナ★カノンさん